研究課題/領域番号 |
24K00025
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01060:美術史関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
山本 聡美 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (00366999)
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研究分担者 |
梅沢 恵 共立女子大学, 文芸学部, 准教授 (60415966)
富岡 優子 北九州市立自然史・歴史博物館, 歴史課, 学芸員 (20508957)
鴈野 佳世子 帝京大学, 文学部, 准教授 (40570065)
佐藤 有希子 奈良女子大学, 人文科学系, 准教授 (40746236)
阿部 美香 名古屋大学, 人文学研究科, 共同研究員 (10449093)
猪瀬 千尋 金沢大学, 人文学系, 准教授 (10723653)
冨島 義幸 京都大学, 工学研究科, 教授 (80319037)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2027年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2026年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2025年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2024年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | 法華経 / 仏教説話画 / 唱導資料 / 仏教建築史 / 技法材料史 |
研究開始時の研究の概要 |
中世初頭(12~14世紀)の日本で制作された法華経美術(絵画・彫刻・建築)と、これに関連する聖教(経釈・講式・表白)を研究対象とし、美術史(絵画・彫刻・技法材料研究)・文学・建築史を横断した研究組織で、顕・蜜・浄土融合の宗教空間の解明に取り組む。 法華経に説かれる広範な譬喩や説話は、古代・中世移行期の日本における新たな行動規範や倫理を創出する源泉として機能した。つまり、法華経美術には中世社会の秩序を支えた宗教的ビジョンそのものが表象されているといえよう。本研究では、法華経の大意を大画面に描く「法華経曼荼羅」諸作例を軸に図像や宗教空間の分析を行い、そこに表象されている中世的世界の構造に迫る。
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