現代社会におけるヒト発生研究の倫理基盤の構築

• 研究課題/領域番号: 24K00039
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分01080:科学社会学および科学技術史関連; 小区分01010:哲学および倫理学関連; 合同審査対象区分:小区分01010:哲学および倫理学関連、小区分01080:科学社会学および科学技術史関連
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 澤井 努 広島大学, 人間社会科学研究科(総), 准教授 (50769817)
• 研究分担者: 片岡 雅知 広島大学, 人間社会科学研究科(総), 研究員 (50979945) ; 中村 友紀 京都大学, 白眉センター, 特定准教授 (90648429) ; 皆川 朋皓 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (90807223) ; 石田 柊 広島大学, 人間社会科学研究科(総), 研究員 (30962013)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 13,910千円 (直接経費: 10,700千円、間接経費: 3,210千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円); 2025年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円); 2024年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
• キーワード: ヒト発生研究 / 生命倫理学 / ELSI/RRI

研究開始時の研究の概要

本研究では、ヒトの発生研究（例：胚研究、胚モデル研究、中絶胎児組織研究）に伴う倫理的・法的・社会的課題を体系的に扱い、それらを関連分野の専門家や非専門家（市民を含む利害関係者など）と論じることによって、ヒト発生研究における倫理基盤の構築を目指す。昨今、分野の専門化・高度化に伴い、科学と社会の分断や乖離が進んでいる。そうした中で本研究は、我々がヒト発生研究をどのように発展させたいか、また我々はどのような社会に生きたいかという未来像も考慮しながら、ヒト発生研究の倫理的・法的・社会的課題を共に論じる。