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生成AIを組み込んだ日本語作文診断システムの開発と普及に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 24K00078
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02090:日本語教育関連
小区分02070:日本語学関連
合同審査対象区分:小区分02070:日本語学関連、小区分02090:日本語教育関連
研究機関早稲田大学

研究代表者

李 在鎬  早稲田大学, 国際学術院(日本語教育研究科), 教授 (20450695)

研究分担者 淺尾 仁彦  国立研究開発法人情報通信研究機構, ユニバーサルコミュニケーション研究所データ駆動知能システム研究センター, 主任研究技術員 (10755119)
三谷 彩華  江戸川大学, 国際交流センター, 講師 (20831960)
毛利 貴美  岡山大学, グローバル人材育成院, 准教授 (60623981)
岩崎 拓也  筑波大学, 人文社会系, 助教 (60818037)
長谷部 陽一郎  同志社大学, グローバル・コミュニケーション学部, 教授 (90353135)
石井 雄隆  千葉大学, 教育学部, 准教授 (90756545)
研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2026年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2025年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2024年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
キーワード生成AI / 作文教育 / 評価研究 / コーパス / 日本語教育の学習支援 / 自動採点 / データ科学
研究開始時の研究の概要

本研究では日本語学習者の「書く力」を育成するため、生成AIを活用した学習支援システムを開発する。システム開発は3ステップで行う。1.生成AIを評価するための標準的なデータセットを構築する。2.データセットに基づいて定量的に評価した生成AIを「日本語作文診断システム」に組み込み、ウェブ上で学習者の作文を診断し、推敲を促す学習環境を構築する。3.生成AIが作り出すフィードバックの有用性・妥当性を実験的方法で検証する。
こうしたシステム開発に加え、AIを利用した良い実践例を収集し、広めていくことで日本語教育分野におけるAI利活用を推進するとともに、生成AIと共生する日本語教育のあり方を提言する。

研究実績の概要

本科研は日本語学習者の「書く力」を育成するため、生成AIを活用した学習支援システムを開発する。具体的には、1) 生成AIを評価するための標準的なデータセットを構築すること、2) データセットに基づいて定量的に評価した生成AIを「日本語作文診断システム」に組み込み、ウェブ上で学習者の作文を診断し、推敲を促す学習環境を構築すること、3) 生成AIが作り出すフィードバックの有用性・妥当性を実験的方法で検証することを目的としている。これらの目的を果たすため、3つのステップで研究を行う。
ステップ1として【データセット構築とAI評価】(2024年4月~2025年6月)、ステップ2として【システム開発】(2025年7月~2025年10月)、ステップ3として【効果検証】(2025年11月~2026年10月)である。
2024年は、生成AIが持つ言語能力を明らかにする目的でデータセット構築とAIの評価を行った。これにより、ステップ1の作業を完了したことになる。具体的には3つのコーパスを作成し、生成AIによる評価実験を行った。「①理解コーパス」として日本留学試験の10年分の過去問テキストデータを作成し、複数の生成AIに回答してもらう方法で、生成AIの言語能力を評価した。「②内容コーパス」には代表者が公開してきた学習者コーパスの意見文データを使い、生成AIが文章の内容や構成に対して適切な評価ができるかを調査した。「③誤用コーパス」には初級、中級、上級の日本語学習者の作文データから350件の誤用例を抽出し、複数の日本語教師による評価を行った。これらの調査によって、生成AIが持つ言語能力の高さを実証的な方法で確認することができた。

現在までの達成度
現在までの達成度

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の申請通り、3つのコーパス(理解コーパス、内容コーパス、誤用コーパス)を開発し、調査分析も完了している。そして、これらの成果をもとに、2025年度から予定していたシステム開発にもすでに着手している。

今後の研究の推進方策

生成AIのAPIをシステムに組み込む作業を行い、学習者による評価実験を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 2024 実施状況報告書
  • 研究成果

    (35件)

すべて 2025 2024 その他

すべて 国際共同研究 (4件) 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 2件、 オープンアクセス 9件、 査読あり 1件) 学会発表 (21件) (うち国際学会 2件、 招待講演 14件) 図書 (1件)

  • [国際共同研究] ミュンヘン大学(ドイツ)

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [国際共同研究] プーラ大学(クロアチア)

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [国際共同研究] リュブリャナ大学(スロベニア)

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [国際共同研究] カーロリ大学(ハンガリー)

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 生成 AI を有能な赤ペン先生にするプロジェクト2025

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 雑誌名

      日本語教育連絡会議論文集

      巻: 37 ページ: 17-24

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] ChatGPTによる日本語ニュースの平易化2025

    • 著者名/発表者名
      李 在鎬、長谷部 陽一郎
    • 雑誌名

      計量国語学

      巻: 34 号: 8 ページ: 563-573

    • DOI

      10.24701/mathling.34.8_563

    • ISSN
      0453-4611, 2433-0302
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] LLMとDocker環境を統合した対話型言語処理教育プラットフォームの設計と実装2025

    • 著者名/発表者名
      長谷部陽一郎
    • 雑誌名

      言語処理学会第31回年次大会発表論文集

      巻: 1 ページ: 1091-1096

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] ChatGPTによる意味分類の予測について2024

    • 著者名/発表者名
      李 在鎬
    • 雑誌名

      計量国語学

      巻: 34 号: 6 ページ: 432-442

    • DOI

      10.24701/mathling.34.6_432

    • ISSN
      0453-4611, 2433-0302
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 日本語の習熟度と接続表現の使用に関する調査2024

    • 著者名/発表者名
      李在鎬 , 伊集院郁子 , 村田裕美子 , 青木優子 , 長谷部陽一郎
    • 雑誌名

      早稲田日本語教育学

      巻: 36 ページ: 259-268

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 住みやすい国コーパスの語彙教育への活用―語彙教育のための基礎的調査―2024

    • 著者名/発表者名
      村田裕美子, 宮野谷希, 守時なぎさ, 中島晶子, フメリャク寒川クリスティナ, スルダノヴィッチ イレーナ, トリチコヴィッチ ディヴナ, 李在鎬
    • 雑誌名

      Japanisch als Fremdsprache

      巻: 8 ページ: 41-55

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [雑誌論文] 自動採点システムの評価と学習者の作文に与える影響2024

    • 著者名/発表者名
      李 在鎬, 村田 裕美子, スルダノヴィッチ・イレーナ
    • 雑誌名

      ヨーロッパの日本語教育

      巻: 27 ページ: 236-245

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • オープンアクセス / 国際共著
  • [雑誌論文] ChatGPTのインパクトと今後の外国語教育の方向性について2024

    • 著者名/発表者名
      李 在鎬
    • 雑誌名

      大学英語教育学会中国・四国支部研究紀要

      巻: 21 ページ: 31-44

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 人工知能時代の学習リソースとしての機械翻訳2024

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 雑誌名

      スペイン日本語教師会ジャーナル

      巻: 1 ページ: 6-13

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] AIの教育活用をめぐる現場の実情2025

    • 著者名/発表者名
      毛利貴美
    • 学会等名
      岡山大学教育推進機構 外国語教育部門日本語教育系主催講演会「日本語教師のための生成AI入門」
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [学会発表] ワークショップ「生成AIを活用した読解授業」2025

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 学会等名
      韓国日語教育学会 第47回 国際学術大会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 【基調講演】学習科学と複言語主義2025

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 学会等名
      韓国日語教育学会 第47回 国際学術大会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] アカデミックリーディングを考えるワークショップ2025

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 学会等名
      オーストリア日本語教師会対面セミナー
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 機械翻訳の使用と複言語能力:ドイツ語話者の日本語学習者を例に2025

    • 著者名/発表者名
      李在鎬, 村田裕美子, 三輪聖
    • 学会等名
      第31回ドイツ語圏大学日本語教育研究会シンポジウム(チューリッヒ)
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] AI時代に日本語を学ぶ意義2025

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 学会等名
      東洋大学2025春季ビジネス日本語ポイント講座
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] アカデミックリーディングを考えるワークショップ(ザグレブ大学)2025

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 学会等名
      クロアチア日本語教育対面セミナー
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 生成AIとパフォーマンス評価:日本語教育を例に2025

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 学会等名
      言語処理技術セミナー2025「大規模言語モデルを活用した言語教育研究」
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] I-JASの対話データの定量的分析 ~発話の産出量と言語能力~2025

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 学会等名
      第9回学習者コーパスシンポジウム:LCW9(国立国語研究所)
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 大学院予備教育課程における日本語学習者の生成AI使用の実態と意識2024

    • 著者名/発表者名
      毛利貴美
    • 学会等名
      留学生教育学会 第29回 JAISE 年次大会 教育・研究事例発表
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [学会発表] 学習者の生成AI利用に対する日本語教師の葛藤2024

    • 著者名/発表者名
      毛利貴美
    • 学会等名
      2024年度日本語教育学会秋季大会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [学会発表] 生成AIは日本語読解問題にどのくらい解答 できるか―日本留学試験を対象として2024

    • 著者名/発表者名
      小野塚若菜, 岩崎拓也, 村田裕美子, 李在鎬, 若井誠二
    • 学会等名
      日本語教育学会2024年度秋大会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [学会発表] 生成AIの誤用訂正に日本語教師はどの程 度納得するのか:生成AIを有能な添削先生に育てるための取り組み2024

    • 著者名/発表者名
      李在鎬, 岩崎拓也, 村田裕美子, SRDANOVIC Irena
    • 学会等名
      日本語教育学会2024年度秋大会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [学会発表] 生成 AI の誤用訂正に対する定量分析:生成 AI は日本語学習者作文をどう捉えてい るのか2024

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 学会等名
      計量国語学会第68回大会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [学会発表] ルーブリック評価における生成AIの活用と定量分析の統合2024

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 学会等名
      第27回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] パフォーマンス評 価のための生成 AI 活用入門(ワークショップ)2024

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 学会等名
      外国語教育メディア学会 (LET) 第63回 (2024) 年次研究大会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 【基調講演】AI時代の言語能力観2024

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 学会等名
      AIとクリエイティブ・ラーニング研究会第5回研究会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 一般公開プログラム(シンポジウム)「複言語・複文化主義と日本語教育」2024

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 学会等名
      日本語教育学会2024年度春季大会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] ChatGPTのインパクトとこれからの言語教育(理論と実践)2024

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 学会等名
      Generative artificial intelligence for teaching Languages Other Than English (LOTE)
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 国際学会 / 招待講演
  • [学会発表] 生成AIと評価研究2024

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 学会等名
      京都外国語大学 公開講演会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 生成AI時代の言語教育研究2024

    • 著者名/発表者名
      李在鎬
    • 学会等名
      言語系学会連合2023年度公開シンポジウム
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [図書] AIで言語教育は終わるのか?: 深まる外国語の教え方と学び方2025

    • 著者名/発表者名
      李 在鎬, 青山 玲二郎
    • 総ページ数
      272
    • 出版者
      くろしお出版
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書

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公開日: 2024-04-11   更新日: 2025-12-26  

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