偶発的語彙習得の神経基盤の解明：脳イメージングによる文脈類推学習効果の検証

• 研究課題/領域番号: 24K00080
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分02100:外国語教育関連
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 内原 卓海 東北大学, 国際文化研究科, 講師 (10905847)
• 研究分担者: Jeong Hyeonjeong 東北大学, 国際文化研究科, 教授 (60549054)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円); 2027年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円); 2026年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2025年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2024年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
• キーワード: 第二言語習得 / 語彙習得 / 神経言語学

研究開始時の研究の概要

本件研究課題では、脳イメージング(fMRI)により、(1)文脈からの英単語の意味類推プロセスの解明、(2)偶発的・意図的語彙学習の神経基盤の解明・比較、を目的とする。４年間に渡る研究期間（２０２４年度～２０２７年度）を２つの段階に分けて学習実験を実施する。前半では、日本人英語学習者を対象に、彼らが文脈内で未知単語に出逢ったときに発生する意味類推プロセスを脳計測を用いて解明する。後半では、同学習者を対象に偶発的語彙学習（文脈内単語類推課題）と意図的語彙学習（翻訳学習課題）における認知プロセスの比較を脳計測を用いて解明する。研究結果は、偶発的語彙学習効果の再確認と教室外英語学習法の発展に貢献する。