| 研究課題/領域番号 |
24K00084
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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| 研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
杉浦 正利 名古屋大学, 人文学研究科, 教授 (80216308)
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| 研究分担者 |
江口 朗子 立命館大学, 文学部, 教授 (30758602)
阿部 真理子 岡山大学, 教育学域, 教授 (90381425)
村尾 玲美 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (80454122)
古泉 隆 名古屋大学, 教養教育院, 講師 (60549541)
阿部 大輔 松山大学, 経営学部, 講師 (00826844)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2028年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2027年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2026年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2024年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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| キーワード | 縦断的コーパス / スピーキング / ライティング / 語彙サイズテスト / 統語発達 / 習熟段階 / 縦断的学習者コーパス / 複雑性と流暢性 |
| 研究開始時の研究の概要 |
日本語を母語とする英語学習者が、英語を使って話したり書いたりできるようになる第二言語の習得過程に関する基礎的データ(スピーキング・ライティング・語彙サイズ)を、基礎段階の学習が一通り終わっている高校1年生から、大学生になる前の高校3年生までの3年間にわたって収集する。基礎的語彙・文法を一通り学習している習得段階から、そうした第二言語の基礎知識を使いこなすことができるようになる習熟段階への発達過程を分析することで、第二言語の処理運用能力がどのように発達するかを明らかにし、言語処理運用能力の発達理論を構築するための基礎的研究を行う。
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| 研究実績の概要 |
高校1年生から3年生まで(3クラス×3学年)を対象に、およそ300人規模でスピーキング及びライティングの産出データを収集し、語彙サイズテスト及び外部スピーキングテストを実施した。中学3年間を研究対象とした先行プロジェクトを継承し、6年間の縦断的な調査となるように、スピーキングタスクとライティングタスクを作成した。継続性を持たせる必要上、タスクの形式と内容に一貫性を持たせる一方で、高校生向けに文法事項を一部修正した。語彙サイズテストについては、内容面で高校生の語彙サイズにふさわしい語彙項目を選ぶ必要があるため、JACET8000語彙リストに基づくVST-NJ8を応用して、高校生向けに作成し直し、コンピュータで実施できるようプログラムを作成した。同様にアンケート調査も内容を修正するとともに、実施方法もオンラインで解答できるよう合理化をはかった。英語スピーキング能力の外在指標としての外部テストを再検討し、内容面・実施可能性・継続性からTOEFL Juniorスピーキングテストを採用した。 高校生のスピーキングタスク及びライティングタスクによる収集データのコーパス化にあたり、データの整理方法・フォーマット・作業の効率化を検討した。 高校生の語彙サイズテストの結果に基づき、VST-NJ8の項目特性を利用し語彙サイズを推定したところ、平均で1年生約3200語、2年生約3500語、3年生約4900語であった。またスピーキング能力の外在指標としてのTOEFL Juniorスピーキングテストの得点との相関は0.49で有意であった。 並行して、先行プロジェクトによる中学生データのコーパス構築および中学生の英語発達段階の分析を行った。言語特徴の頻度を検索・集計するプログラムを開発し、第二言語習得研究で着目されてきた言語特徴を調べたところ、先行研究よりも高い説明率(0.49)のモデルを構築できた。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度は、高校生データ収集のためのタスク開発とデータ収集1年目及び前年度中学生収集データの整理・分析を行う予定の年であり、具体的には以下の6項目に取り組む計画であった:(1)高校生向けタスクの開発(2)スピーキングデータ収集プログラムの作成(3)学習者の属性・英語学習歴に関するアンケートの作成(4)語彙サイズテストの開発(5)データ収集1年目実施(6)前年度収集中学生データの整理・分析。この6項目は、上の研究実績の概要にまとめたように、一部修正変更はあったが、いずれの項目も本年度実施をし、おおむね目標を達成しているため。 ただし、先行プロジェクトで収集した中学生データのコーパス構築において、フォーマットのチェックが一部完了できなかった点が予定よりも遅れた点である。
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| 今後の研究の推進方策 |
2025年度は、高校生データの収集2年目となり、本年度で実施した方法を踏襲して、本年度と同規模(3クラス×3学年)のおよそ300人のデータ収集にあたる。 収集したデータのコーパス構築に向けて、より効率的なデータ整理をするために生成AIの応用を検討する予定である。 また、先行プロジェクトの中学生データの縦断的コーパスをつかい、以下を行う計画である。(1)これまでの言語発達に関する複数の先行研究でとりあげられている言語特徴を包括的に調査し、言語発達に伴う言語特徴の産出傾向を整理する。(2)統語的複雑さの発達に関して、部分構文木を使った統語指標を開発し分析を行う。(3)スピーキングにおける産出単位と流暢性に関する分析を行う。また、当初の計画にはなかったが、(4)生成AIを応用した誤用分析を試みる。
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