研究課題
基盤研究(B)
本研究は、時間的には1945年8月の前後をまたがり、空間的には日本と(南北)朝鮮にまたがっているため、体系的な研究実施体制を整える必要がある。マクロレベルでは、朝鮮奨学会資料の検討を共同研究の軸に据える。留学生関連政策を明らかにするために、各政府・占領軍資料を調査する。メゾレベルでは、各大学の留学生関連資料、在日朝鮮人関連の各種団体の資料などを調査する。ミクロレベルでは、留学生個人にフォーカスしたインテンシブな事例研究を実施する。定例研究会を軸に、歴史資料集の刊行、国際学会での発表、学術論文、公開シンポジウム、学術論文集編集作業を進める。