研究課題/領域番号 |
24K00130
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
村上 宏昭 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (70706952)
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研究分担者 |
北村 陽子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (10533151)
磯部 裕幸 中央大学, 文学部, 教授 (10637317)
宮本 隆史 大阪大学, 大学院人文学研究科(外国学専攻、日本学専攻), 講師 (20755508)
津田 博司 筑波大学, 人文社会系, 助教 (30599387)
堀内 隆行 中央大学, 文学部, 教授 (90568346)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2027年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2025年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | Datascape |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、あらゆる事象が数値で読まれる近代の認識空間を「データスケープ」(Datascape=数値風景)と規定し、その特徴を身体史の観点から考察するものである。今日では身体をデータで読む技術として、生体認証のようなアルゴリズムを用いた個人識別技術のほか、バイタルデータを数値でトラッキングする健康管理アプリがある。このうち前者は身体の個別性(個人志向)、後者は身体の正常性(集団志向)を中心に置くものであり、それゆえ両者は正反対の志向性を持つ。本研究はこうしたデータスケープにおける身体の両義的状態に照準を合わせ、その諸相を歴史学的に考察することで、近代人に本質的な認識形態の歴史的由来を突き止める。
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