研究課題/領域番号 |
24K00134
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
橋口 豊 龍谷大学, 法学部, 教授 (20283385)
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研究分担者 |
岡本 宜高 金沢大学, 国際学系, 講師 (10747827)
小長谷 大介 龍谷大学, 経営学部, 教授 (70331999)
野村 真理 金沢大学, 人間社会研究域, 客員研究員 (20164741)
堀内 隆行 中央大学, 文学部, 教授 (90568346)
前川 一郎 立命館大学, グローバル教養学部, 教授 (10401431)
柳原 伸洋 東京女子大学, 現代教養学部, 教授 (00631847)
山口 育人 奈良大学, 文学部, 教授 (20378491)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2026年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2025年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2024年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | イギリス / 第二次世界大戦 / 西欧近代 |
研究開始時の研究の概要 |
第二次世界大戦では連合国が対ファシズム戦争に勝利し、戦後は旧枢軸国が「過去の克服」を求められたことにより、世界は民主的な「現代」へ移行したかに見えた。だが、こうした見方は皮相的である。なぜなら、連合国による戦争は、無差別爆撃や植民地主義の継続などといった西洋「近代」の負の側面の諸問題を内包していたからである。また、戦勝国が戦後秩序の構築を担ったことで、負の側面の多くが戦後に持ち越され、現代にも影響を与えているためである。本研究は、敗戦国の戦争責任を相対化するものではないことを前提として、西欧近代を主導し、戦勝国であったイギリスに焦点をあて、その戦争と戦後のあり方を近代の負の側面から考察する。
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