研究課題
基盤研究(B)
調査時点の固定された情報である発掘調査記録から,将来にわたり多様で豊富な情報を得られるようにすることは,難問であるが必要性が高い。そこで,従来にないレベルの「超・高密度三次元発掘記録(悉皆的3D発掘)法」の開発に取り組んできたが,本研究ではペーパーレス化と詳細記録の実践研究で再現性や利用可能性を追求しつつ,それをさらに大きく推進する。新調査方式の構築と実用化のための洗練を図り,展開の可能性を示す。取得したデータによる研究上・教育普及上の活用例を示し,調査-報告-活用の新モデルの提示に資する。