研究課題/領域番号 |
24K00164
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03060:文化財科学関連
小区分03070:博物館学関連
合同審査対象区分:小区分03060:文化財科学関連、小区分03070:博物館学関連
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
柳田 明進 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 主任研究員 (30733795)
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研究分担者 |
片山 英樹 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 構造材料研究センター, 副センター長 (10354218)
山本 正弘 東北大学, 原子炉廃止措置基盤研究センター, 学術研究員 (80373629)
岩戸 晶子 奈良大学, 文学部, 教授 (50359444)
脇谷 草一郎 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 室長 (80416411)
小原 俊行 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 企画調整部, 研究員 (00981870)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2026年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2025年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2024年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 出土鉄製文化財 / 展示環境 / 大気腐食 / 博物館 / 温熱環境 |
研究開始時の研究の概要 |
博物館で展示される出土鉄製文化財に対して、その劣化特性に応じた環境条件の推奨値を新たに提示することを目指した研究である。現状では一義的に定められた出土鉄製文化財の推奨値が用いられているため、個々に応じた環境条件下で展示できないことによる様々な問題が生じている。本研究は出土鉄製文化財の状態に応じた環境条件の推奨値を科学的エビデンスに基づいて再構築し、さらに現場の学芸員が活用できる展示管理システムとして提案することを目指す。本研究の成果は、展示中の出土鉄製文化財の保全を確実にすることに加えて、不要なエネルギー消費の削減も同時に達成する次世代型の展示管理システムになると期待される。
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