研究課題/領域番号 |
24K00165
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03060:文化財科学関連
小区分03070:博物館学関連
合同審査対象区分:小区分03060:文化財科学関連、小区分03070:博物館学関連
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
脇谷 草一郎 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 室長 (80416411)
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研究分担者 |
小椋 大輔 京都大学, 工学研究科, 教授 (60283868)
高取 伸光 京都大学, 工学研究科, 助教 (70880459)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2025年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2024年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
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キーワード | 乾湿繰り返し劣化 / 多孔質材料 / 画像相関法 / 表層剥離 / 熱・水分移動 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は遺跡に用いられている石材を対象に、乾湿の繰り返しや日射などの熱の影響によって石材表面で歪みが生じ、石材内部との間に応力が生じた結果、石材表面の剥離が生じる劣化現象に着目する。劣化の発生・進行を抑制する保存対策を適切に実施するために、本研究では①促進劣化試験から表層剥離劣化のメカニズムを明らかにし、②この理解に基づいて、劣化を抑制する適切な環境制御法を策定するための解析モデルを作成する。そして、保存対策を効率的に実施するために、③フィールドで実施可能な石材の簡易な物性測定から、各遺跡で用いられている様々な石材に対して表面剥離劣化のリスク評価を可能とする手法を開発する。
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