研究課題
基盤研究(B)
先端的な研究を含む地理学の成果を社会貢献にも活用する事例として「デジタル防災地形学」を提唱し、具体化を試みる。日本と近隣国の土砂災害、洪水災害、火山災害、地震災害の発生地域について、地理空間情報、GIS、AIなどを用いた先端的な地形学の研究を行う。また、先端研究の概要や防災に関する内容を簡明に説明する教材を整備し、学生や市民を対象とする実践を行う。その際のアンケートなどを通じて教材の教育効果を分析し、教材を改良する。さらに、教育と研究にVRを導入するための検討を行い、実践を通じて効果を評価する。最後に、上記の試みを統合し、先端的な地形学とデジタル技法を防災に活用するフレームワークを構築する。