日本所在の北方アサバスカン物質文化資料とソースコミュニティとの「再会」

• 研究課題/領域番号: 24K00189
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分04030:文化人類学および民俗学関連
• 研究機関: 城西国際大学
• 研究代表者: 井上 敏昭 城西国際大学, 国際人文学部, 教授 (00265521)
• 研究分担者: 伊藤 敦規 国立民族学博物館, 人類文明誌研究部, 准教授 (50610317) ; 山口 未花子 北海道大学, 文学研究院, 准教授 (60507151) ; 野口 泰弥 国立民族学博物館, 学術資源研究開発センター, 助教 (31002818)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円); 2028年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円); 2026年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円); 2025年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2024年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
• キーワード: 北方アサバスカン / 博物館資料 / 先住民の権利 / ソースコミュニティとの共同利用

研究開始時の研究の概要

本研究は、日本の博物館や研究機関に所蔵されている、カナダ極北およびアラスカを生活圏とする先住民である北方アサバスカンの諸文化由来の物質文化資料の所在と状態、日本の博物館等に収蔵された経緯などについて網羅的に調査し、それらの資料のソースコミュニティ（もともとその資料が収集された現地社会）にその情報を提供するとともに、そのコミュニティの成員を日本に招聘して資料と実際に「再会」してもらい、その資料や当該社会での伝統的物質文化に関する知見・情報を日本の研究者と交換・共有し、その成果をまとめてソースコミュニティと資料を収蔵する博物館の双方が活用できるようにすることを目指すものである。