研究課題
基盤研究(B)
企業の資本構成・資金調達の諸問題について、以前は、静学的な理論モデルの研究が多かったが、近年では、動学的な理論モデルによって、株式・負債・企業価値、レバレッジのダイナミクスや資金調達・倒産のタイミングを分析することが重要になっている。本研究では、企業の資本構成・資金調達に関して、複数の動学的な理論モデルの開発と分析を行うことによって、既存の研究では分からなかった、様々な理論メカニズムを解明する。例えば、負債コベナンツがレバレッジや企業価値のダイナミクスに与える影響を解明する。本研究では、世界トップレベルの研究成果を目指し、国内外の研究者と協力して研究を進める。