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IFRSの内的な整合性・首尾一貫性に係る分析

研究課題

研究課題/領域番号 24K00307
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07100:会計学関連
研究機関学習院大学

研究代表者

浅見 裕子  学習院大学, 経済学部, 教授 (70327310)

研究分担者 米山 正樹  東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (00276049)
山田 純平  明治学院大学, 経済学部, 教授 (00407206)
高井 駿  青山学院大学, 会計プロフェッション研究科, 助教 (30910822)
山下 奨  武蔵大学, 経済学部, 教授 (40508446)
羽根 佳祐  成城大学, 経済学部, 准教授 (50636834)
山崎 尚  獨協大学, 経済学部, 准教授 (60732477)
吉野 真治  早稲田大学, 商学学術院(会計研究科), 講師(任期付) (70890961)
鈴木 雅康  東京経済大学, 経営学部, 講師 (70962083)
研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2029-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2028年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2027年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2026年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2025年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
キーワードIFRS / 整合性分析 / 概念フレームワーク / 内的整合性
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、第1に国際財務報告基準(IFRS)の整合性を明らかにして体系性を評価することにあり、第2に国際会計基準審議会(IASB)の財務報告制度の改善に寄与する提案を行うことにある。
IASBの「財務報告に関する概念フレームワーク(概念FW)」に照らして、個別IFRSにおける非整合点を示し、IFRS全体の体系性を評価する。これにより、概念FWがIFRS策定の枠組みとしてどのように機能しているかを示す。これらの整合性分析をふまえて、概念FWの不備を改善する道筋を示し、どのような修正を施せば体系性を回復できるのか、首尾一貫した財務報告制度の構築のために必要な改善内容を具体的に示す。

研究実績の概要

本研究の第1の目的は、国際財務報告基準(IFRS)の整合性を明らかにすることにある。国際会計基準審議会(IASB)による「財務報告に関する概念フレームワーク」(概念フレームワーク)に照らして、個別IFRSが整合性を欠く点はなにかを提示する。個別IFRS間のみならず、概念フレームワークと個別IFRSとの関係にも着目することにより、IFRS全体の体系性を評価する。これにより、概念フレームワークがIFRS策定の枠組みとしてどのように機能しているかについても示す。第2の目的は、IASBの財務報告制度の改善に寄与することにある。上記のIFRS整合性分析をふまえて、首尾一貫した財務報告制度の構築のために必要な改善内容を提示する。IFRSの非整合点ならびに概念フレームワークの不備を改善する道筋を示し、どのような修正を施せば体系性を回復できるのか、首尾一貫したIFRS開発のための今後の方向性に対する開発提案を示す。それにより、会計基準研究の発展及び財務報告制度の改善に寄与しうる。
本年度は、まず第1の目的について、概念フレームワークの分析に関しては、先行研究のシステマティックレビュー、IASB資料調査を行い、概念フレームワークの本質的特徴に係る基本論点の抽出作業に取り組んだ。次に、IFRSの分析に関しては、2018年前後以降の公表・修正IFRSと現在進行中のIASBプロジェクトに区分し、前者については、先行研究のシステマティックレビュー、会計基準本文や結論の背景、公開草案、DP、IASBスタッフペーパー等のIASB資料調査を行い、概念FWとの整合性分析の対象となりうる、論点項目の検討との整合性分析の対象となりうる論点を洗い出す作業を進めた。同様に、後者についても、概念フレームワークとの整合性分析の対象となりうる論点項目の検討を開始した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本研究グループは、2023年度から本研究課題をテーマとする研究会を定期的に開催しており、本研究内容の予備的研究については既に開始している。継続して2024年度においても検証を進めているものの、IFRS(下位ルール)の分析のうち現在進行中のIASBプロジェクトについて、基本財務諸表プロジェクトから着手する予定であったところ、当該プロジェクトはIASBにおいて2024年中に完了し、現在進行中プロジェクトというステータスから2018年以降の公表IFRSというステータスに変更されたため、研究計画を修正する必要が生じた。
そのため、IFRSの分析における現在進行中のIASBプロジェクトについては、当初の計画よりも遅れが生じている状況である。その他の計画については、概ね計画通りに進展している。

今後の研究の推進方策

今後も研究計画を大きく修正する必要はなく、微修正は必要であるものの、概ね当初の計画通りに進める見込みである。

報告書

(1件)
  • 2024 実施状況報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて 2025 2024

すべて 雑誌論文 (6件) (うちオープンアクセス 2件、 査読あり 2件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] IFRS移行に伴う生命保険会社の為替リスク管理への影響分析2025

    • 著者名/発表者名
      羽根佳祐
    • 雑誌名

      成城大学経済研究

      巻: 247/248 ページ: 239-257

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] IASB基本財務諸表プロジェクトにおける営業利益とEBIT2024

    • 著者名/発表者名
      浅見裕子
    • 雑誌名

      学習院大学経済論集

      巻: 61 ページ: 101-115

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 純資産直入項目への税効果適用の理論の分析視座2024

    • 著者名/発表者名
      鈴木雅康
    • 雑誌名

      會計

      巻: 205 ページ: 78-90

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 純利益の構成要素としての法人税等調整額:実現概念との整合性2024

    • 著者名/発表者名
      鈴木雅康
    • 雑誌名

      国際会計研究学会年報

      巻: 55 ページ: 59-73

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 米国の分配規制と資産・負債の評価問題2024

    • 著者名/発表者名
      山田純平
    • 雑誌名

      法と経営学研究所年報

      巻: 6 ページ: 53-59

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [雑誌論文] Corporate depreciation practice in early twentiethcentury Japan a comparative analysis of the textile industry2024

    • 著者名/発表者名
      Yuta Sumi, Takashi Kitaura, Jumpei Yamada, Yasuhiro Shimizu & Masayoshi Noguchi
    • 雑誌名

      Accounting History Review

      巻: Vol. 35, INo. 1 号: 1 ページ: 101-116

    • DOI

      10.1080/21552851.2024.2431693

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] IASB公開草案における持分法会計の考え方2025

    • 著者名/発表者名
      吉野真治
    • 学会等名
      日本簿記学会第9回「簿記研究コンファレンス」
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [図書] 財務会計2025

    • 著者名/発表者名
      辻山栄子編著、吉野真治、山崎尚、羽根佳祐
    • 総ページ数
      521
    • 出版者
      中央経済社
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書

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公開日: 2024-04-11   更新日: 2025-12-26  

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