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被爆者の転生:穢れ者から聖なる人への変化プロセスの解明

研究課題

研究課題/領域番号 24K00330
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分08010:社会学関連
小区分80030:ジェンダー関連
合同審査対象区分:小区分80030:ジェンダー関連、小区分08010:社会学関連
研究機関中央大学

研究代表者

野宮 大志郎  中央大学, 文学部, 教授 (20256085)

研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2029-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
2028年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2026年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2025年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2024年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード被爆者 / 汚れもの / 聖なるもの / 平和の使者 / 転生
研究開始時の研究の概要

被爆者の転生プロセスはを解明するために、本研究では二つのサブ・プロセスの存在を仮定する。一つ目は被曝した個人から「被爆者」という社会的カテゴリーとなるプロセス、二つ目は触れることすら避けられたマイナスの存在から、聖性を持ち平和実現へと貢献するプラスの存在へと変わる価値変容プロセスである。さらに、以下の四つの瞬間に被爆者転生の諸段階があると考える。すなわち、被爆者が個人の悲惨と苦悩を他者に向けて「語り」始めた時、バラバラな被爆体験の「語り」が集積され一定の「語り」の型ができた時、被爆者自身が、自らの経験の開示が未来社会の構築に資すると考えた時、周囲の人々が被爆者の中に畏怖の念を抱いた時である。

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公開日: 2024-04-11   更新日: 2024-10-24  

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