| 研究課題/領域番号 |
24K00342
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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| 研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
竹本 与志人 岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (70510080)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2028年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2027年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2025年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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| キーワード | 軽度認知障害 / 包括的支援 / ソーシャルワーク / 診断後支援 |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究は5年計画で実施する(3部構成)。第1部では、当事者や家族の心理・社会的状況と受診の有無の関係についてベイジアンネットワークを用いて実証するとともに、質的調査を実施して研究の妥当性を高める。第2部では、医療機関等のヒアリングに加え、認知症専門医のいる医療機関において診断後支援を行う専門職(ソーシャルワーカーや看護師等)、地域包括支援センターの認知症地域支援推進員を対象に第1部で得られた受診の阻害要因への支援の状況について量的調査を行い、支援の実態と課題を明らかにする。第3部では、一連の研究成果をふまえて、MCIに特化した包括的支援モデルを開発する。
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| 研究実績の概要 |
2024年度は、まず研究協力者との会議を開催し、研究目的と研究計画等の情報共有を行い、今後の研究遂行に関する意見交換を行った。その結果、当初は当事者らの心理・社会的状況と受診の有無の関係を明らかにするための定量的研究を行ったうえで、トライアンギュレーションとして定性的研究を行う予定であったが、この順番を逆にし、定性的研究により受診に至る機序に影響する要因を抽出して定量的研究を行うこととなった。また、認知症とMCIの境界(線引き)について諸説あることから初期の認知症も含めてインタビュー調査を実施することとした。なお、インタビュー調査は4人(家族対象)を終えたところである。 このほか、認知症関連学会への参加を通して、MCIに関する知識等の情報を収集するとともに、認知症疾患医療センターに対して定量的研究に協力いただけるよう打合せを行った。また、MCIに関する知識を測定する尺度の必要性から、専門医の助言を得ながら項目を作成し、パイロット調査を行った。 さらに、MCIと診断された人の支援方法の一部を含めた書籍を出版するとともに、学会発表を行った。 このほか、MCIの診断後支援に関する各地域の専門職の反応や意向等を確認するため、行政機関や地域の医療福祉関係機関の職員を対象とした講演である「認知症が疑われる人のための診断後支援」(離島医療トータルマネジメント WEBセミナー:エーザイジャパン,長崎県離島医療医師の会)、「認知症が疑われる人のための診断後支援 -当事者に視点を置いた多職種・多機関連携-」(共生社会に向けた地域づくりセミナー:エーザイジャパン)を行った。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の計画では定量的研究を行ったうえで定性的研究を行うといった順番であったが、その順番を変更した。しかし、研究計画の大幅な変更ではなく、研究協力者とともに打合せ等を逐次行いながら、先を見通した遂行ができている。また、2024年度の研究遂行状況が次年度の研究へスムーズにつながるよう計画が立てられていることから、おおむね順調に進展していると判断している。
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| 今後の研究の推進方策 |
2024年度に実施した調査やMCIと診断された人の包括的支援モデルの仮説等について複数の認知症関連学会で発表し、専門医等の多様な専門職より意見ならびに情報を得る。また、MCIまたは初期の認知症のある本人を対象にインタビュー調査を実施する。さらに、年度後半からは認知症疾患医療センターの協力を得て定量的研究を開始する。
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