3DVR技術を活用した体験型手術教育用教材の開発

• 研究課題/領域番号: 24K00451
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分09070:教育工学関連
• 研究機関: 愛媛大学
• 研究代表者: 三谷 壮平 愛媛大学, 医学系研究科, 助教 (00568850)
• 研究分担者: 一色 正晴 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 講師 (30583687)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円); 2027年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2026年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2025年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2024年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
• キーワード: 手術教育 / 技術伝承 / バーチャル・リアリティ / 教材開発 / 3Dモデル

研究開始時の研究の概要

口腔咽喉頭領域を扱う外科医には高い技量が要求される。しかし、手術の技術は、外科医の感覚に依存した暗黙知のため伝承が難しく、手術の現場以外でも手術を体験することができる教材が望まれている。
本研究では、3DVR技術を活用した体験型の手術教育用教材を開発する。教材は手術の作業内容を明確化したうえで作成し、動く3Dシェーマで立体解剖の理解を促進し、3DVR手術動画で時や場所の制限なく手術を体験学習することを可能にする。
この新たな3DVR教材で、若手外科医は複雑な手術を直感的に理解することが可能となり、効率的に手術を修得することができる。結果として、手術に関連した治療成績の向上が期待できる。