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意思決定エージェントとしての市民を育成する変革的リスクリテラシー教育プログラム

研究課題

研究課題/領域番号 24K00467
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09080:科学教育関連
研究機関神戸大学

研究代表者

坂本 美紀  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (90293729)

研究分担者 村山 留美子  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (20280761)
大島 律子  静岡大学, 情報学部, 教授 (70377729)
山口 悦司  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (00324898)
川崎 弘作  岡山大学, 教育学域, 准教授 (80710805)
長沼 祥太郎  九州大学, 未来人材育成機構, 准教授 (40826096)
研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
14,170千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 3,270千円)
2026年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2025年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2024年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
キーワードリスクリテラシー / 意思決定
研究開始時の研究の概要

2024年度は,変革型リスクリテラシーの理論化を進めるとともに,その指導法と評価法を構築する。2025年度以降は,変革的リスクリテラシーを涵養する教育プログラムの開発と,研究実践フィールドにおける実証実験を推進する。授業実験とその成果評価に基づく内容改善を反復し,理論と実証データに基づく教育プログラムを提案する。

研究実績の概要

現代のリスク社会の問題解決に,市民が主体的で能動的なエージェントとして参与するためのリテラシーを育成することは,科学教育の大きな課題である。本研究の目的は,学際的な共同研究を通して,①リスク学研究の知見と学習科学における集団的認知責任の理論を応用することにより,リスクリテラシー,特に,利害関係者の合意形成につながる意思決定を遂行する際に必要なリスクリテラシーの育成に資する指導法と評価法を構築する,②科学技術の社会問題を題材とした教育プログラムを開発して,研究実践フィールドにおける実証実験を推進する,③授業実験とその成果評価に基づく内容改善を反復し,理論と実証データに基づく教育プログラムを提案することである。
2024年度は,社会問題に対する提案型意思決定を行う市民に求められるリスクリテラシー,具体的には,リスク対ベネフィットまたはリスク対リスクのトレードオフやリスク認知のバイアスへの対処法,適応的なリスク認知,例えばゼロリスク志向の脱却などについて,その理論化を中心に研究を進めた。また,学習科学の研究成果を応用した意思決定の指導法と評価法に関する最新情報を収集したほか,社会問題を扱う問題解決型学習において学習者の主体性を引き出す指導法やその評価法を具体化した。これらの知見に基づいて,生成AIを利用した学習活動を取り入れた予備的な教育プログラムを開発し,試行的な実践を行った。研究成果は,日本教育心理学会第67回総会,日本科学教育学会2024年度第5回研究会での発表を予定している。

現在までの達成度
現在までの達成度

2: おおむね順調に進展している

理由

交付申請書に記載した研究目的は,2024年度についてはおおむね順調に達成されている。予備的な教育プログラムの開発とその試行実施を行い、予備的な結果分析に着手できた。その研究成果を、国内学会での発表に向けて投稿済みである。

今後の研究の推進方策

2024年度に開発した教育プログラムの試行で得られた成果評価の量的・質的データを分析し、リスクリテラシーの獲得や学習者の主体性の涵養についての達成と課題を明らかにする。教育プログラムの内容や指導法の改善を進めるとともに、変革的リスクリテラシーの評価法を提案する。研究成果の発表については,国際会議および国内学会における研究発表に加えて,学術誌論文の作成を行う。

報告書

(1件)
  • 2024 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2025 2024

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] Undergraduate students’ decision-making and Web searches on the socio-scientific issue of energy.2024

    • 著者名/発表者名
      Sakamoto, M. & Yamaguchi, E.
    • 雑誌名

      Proceedings Book Series III of the ESERA 2023 Conference. Connecting Science Education with Cultural Heritage

      巻: 8 ページ: 196-208

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 科学技術の社会問題に対する小学生の意思決定を支援する生成AI利用型教育プログラムの開発2025

    • 著者名/発表者名
      山口悦司・坂本美紀・俣野源晃・山本智一・川崎弘作・長沼祥太郎・毛利圭汰・村山留美子
    • 学会等名
      日本科学教育学会2024年度第5回研究会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [学会発表] 科学技術のリスクとベネフィットを踏まえた意思決定を目指す教育プログラム改善:小学生の意思決定に関する成果の予備的評価2025

    • 著者名/発表者名
      坂本美紀・山口悦司・俣野源晃
    • 学会等名
      日本教育心理学会第67回総会発表論文集
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書

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公開日: 2024-04-11   更新日: 2025-12-26  

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