研究課題
基盤研究(B)
「よわい・できない」とされる弱者を対象に、「そのようにあらしめる心(内的要因)」の認知、非難・加罰・保護・許しなどの道徳的判断と関連要因、さらにはこれらの認知や判断が向けられることの影響について実証的検討を行う。またそれを通して、「よわさ・できなさ」に関する心の認知と道徳的判断についての統合的な社会的認知モデルを構築するとともに、実証的な研究成果が、弱者の社会的包摂という実践的課題や人文学的な議論に貢献する可能性も追求する