研究課題/領域番号 |
24K00490
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
井出 智博 北海道大学, 教育学研究院, 准教授 (20524383)
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研究分担者 |
八木 孝憲 仙台白百合女子大学, 人間学部, 准教授 (70827344)
樋口 亜瑞佐 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (10868607)
上野 永子 静岡福祉大学, 子ども学部, 准教授 (30716668)
鬼塚 淳子 東京大学, 相談支援研究開発センター, 特任助教 (90585613)
今西 良輔 札幌大谷大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (60746478)
佐藤 利憲 福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (10583031)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2028年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2027年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2026年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2025年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2024年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 社会的養護 / 喪失 / 悲嘆 / 包括的理解 / 心理支援 |
研究開始時の研究の概要 |
里親家庭や施設で暮らす子どもは児童虐待などを理由に保護される過程で家族や慣れ親しんだ環境など,多くのものを失い,強い悲しみを経験する。しかしそうした悲しみは,彼らが過酷な状況から保護されたという事実に隠され,正当にケアされる機会を失う。こうしたケアされる権利を奪われた悲嘆は,子どもが里親家庭や施設を離れなければならない状況が生じた場合,彼らを親に替わって養育する里親や施設職員にも経験される。結果的に,彼らは自らが傷ついているために子どもに適切なケアを提供することが難しくなる。本研究ではそうした社会的養護における喪失や悲嘆の実態を明らかにし,必要なケアを開発することに取り組む。
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