習慣化形成における神経メカニズムの解明

• 研究課題/領域番号: 24K00509
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分10040:実験心理学関連
• 研究機関: 福島県立医科大学
• 研究代表者: 加藤 成樹 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (90443879)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円); 2025年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円); 2024年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
• キーワード: 習慣化形成 / 皮質線条体

研究開始時の研究の概要

意思決定は、複雑な判断や行動、無意識的な学習に際して、脳が長/短期的に情報処理を行ない、さまざまな学習内容を精密に順序立てて総括する機構である。つまり、どのように数多くの意思決定因子を関係付け、柔軟な意思や思考、戦略などの創発に結び付けるか、神経ネットワークの新生や変化に基づくダイナミクスを生み出すか、その結果、最適解として選択した行動に導くかの情報の流れを明らかにすることが重要である。したがって、これを理解するため、繰り返し行動に応じて意思決定が自動化される習慣化に着目し、習慣化へのモードシフトにおける神経機構をネットワークレベル、さらには細胞・シナプスのレベルで理解する。