研究課題/領域番号 |
24K00555
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分13020:半導体、光物性および原子物理関連
|
研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
彦坂 泰正 富山大学, 学術研究部教養教育学系, 教授 (00373192)
|
研究分担者 |
大橋 隼人 富山大学, 学術研究部教養教育学系, 講師 (60596659)
小田切 丈 上智大学, 理工学部, 教授 (80282820)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2026年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2024年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
|
キーワード | 多電子放出 / 同時計測 |
研究開始時の研究の概要 |
短波長光と物質との相互作用では、1つの光子の吸収によって複数の電子が同時に放出される光多重イオン化が高い頻度で起こる。そこでは、電子波動関数の記述に用いられる独立粒子近似の破綻が必然的に顕在化する。この光多重イオン化のメカニズムについて、原子や分子に対しての理解は進展してきたものの、固体に対してはどのような描像となるのか全く分かっていない。本研究では、光多重イオン化で放出される複数の電子のエネルギー分析を可能とする高効率な電子同時計測手法を導入し、それを基礎的な固体系に適用する。特に、内殻電子と価電子がそれぞれ1つずつ放出される光二重イオン化過程に焦点を当て、そのメカニズムの詳細な解明を図る。
|