研究課題
基盤研究(B)
レーザーARPES測定用のレーザーを整備することでより大強度で安定的な測定を可能にし、レーザースポットの微小化も行う。これにより、時間反転対称性が破れた超伝導状態が実現している可能性がある鉄系超伝導体FeSe1-xSxやカゴメ超伝導体CsV3Sb5において、レーザーARPES測定により超伝導ギャップ構造を解明し、それぞれの系におけるBogoliubovフェルミ面の存在やネマティック超伝導、カイラル超伝導等を実証する。