磁気活性キラル強誘電体の物質開発と新規電磁応答の開拓

• 研究課題/領域番号: 24K00575
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分13030:磁性、超伝導および強相関系関連
• 研究機関: 大阪公立大学
• 研究代表者: 木村 健太 大阪公立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (70586817)
• 研究分担者: 山口 博則 大阪公立大学, 大学院理学研究科, 准教授 (70581023)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2026年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2025年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円); 2024年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
• キーワード: 強誘電性 / キラリティ / 磁気 / 電磁応答

研究開始時の研究の概要

本研究は、左右の非対称性を表すキラリティと、巨視的な電気分極で特徴づけられる強誘電性が共存する「キラル強誘電体」を対象として、キラリティと強誘電性の絡み合いに起因した新規な電磁応答の開拓を目指す。電磁応答の増強が期待される磁気活性なキラル強誘電体を広範に開発し、これらを用いた物性計測を行うことによって、分極電流の磁場誘起ダイオード効果と呼ぶべき「誘電磁気キラル効果」及びその逆効果によって発現が期待される「交流電場誘起磁化」を実験的に明らかにする。