理論と実験の協働による高次元で同一構造を持つ周期・非周期結晶の超伝導特性の解明

• 研究課題/領域番号: 24K00585
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分13030:磁性、超伝導および強相関系関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 竹森 那由多 大阪大学, 大学院理学研究科, 准教授 (10784085)
• 研究分担者: 出口 和彦 名古屋大学, 理学研究科, 講師 (40397584) ; 鈴木 慎太郎 青山学院大学, 理工学部, 助教 (60837508) ; 壁谷 典幸 東北大学, 理学研究科, 助教 (70633642)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円); 2028年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2027年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2026年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2025年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2024年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
• キーワード: 超伝導 / 準結晶

研究開始時の研究の概要

本研究は準結晶の非従来的結晶構造における非BCS型s波弱結合超伝導の特性を探求する。2017年に準結晶における非BCS型s波弱結合超伝導の可能性が理論予測され、2018年にバルク超伝導が実験的に確認されたが、理論的に予測された有限の重心運動量を持つクーパー対の実験的直接証拠はまだ見つかっていない。超伝導の転移温度の低さが検証を難しくしているため、本研究では理論と実験を組み合わせて、その特性を詳しく解析する。