自己遊泳体集団の高次構造形成と役割分担創発

• 研究課題/領域番号: 24K00599
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分13040:生物物理、化学物理およびソフトマターの物理関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 市川 正敏 京都大学, 理学研究科, 講師 (40403919)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円); 2026年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2025年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2024年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
• キーワード: 遊泳液滴 / 遊泳微生物 / マイクロスイマー / アクティブマター / 非平衡

研究開始時の研究の概要

自発的に遊泳する個体の集まりがダイナミックに高次構造を組み上げるモデル実験系を創出し、その構造形成メカニズムについて実験と理論から解明を目指す。遊泳液滴と遊泳微生物のそれぞれを比較しつつ研究を進める事で、遊泳体の個性が示す特異性と共通原理の両面からの理解を進める。得られた普遍性から、始原的な細胞やオルガノイドなど細胞組織が見せる形状転移など生物学的・医学的課題に、実空間シミュレーションの見地からの提案を目指す。