研究課題
基盤研究(B)
本研究では、申請者らが考案する人工衛星を用いた重力波観測のための新しい方式である「バックリンク干渉計」を実験室にて性能実証することを目指します。本実験により、これまで達成が困難と考えられてきた衛星間レーザー干渉計を用いた原始背景重力波探査の実現可能性を定量的に示すことになります。原始背景重力波は、誕生直後の宇宙の情報を保有していますが、未発見であるため、科学的に重要な課題の1つと考えられています。