研究課題
基盤研究(B)
巨大ブラックホールは各銀河の中心に普遍的に存在し,かつその母銀河と相互に連携しながら進化してきたと考えられている。その一方で,大質量降着を起こしている巨大ブラックホール周辺,特に「トーラス」と呼ばれる構造を中心とした物理過程の理解はなかなか進んでいない。本研究は,こうしたトーラスの超高空間分解能観測を,世界最長基線をもつCHARA干渉計および高波長分解能をもつ VLT干渉計を用いて強力に推進する。