研究課題/領域番号 |
24K00719
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17030:地球人間圏科学関連
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
池原 実 高知大学, 教育研究部自然科学系理工学部門, 教授 (90335919)
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研究分担者 |
浦本 豪一郎 高知大学, 教育研究部総合科学系複合領域科学部門, 講師 (70612901)
長谷川 精 高知大学, 教育研究部自然科学系理工学部門, 准教授 (80551605)
田中 えりか 高知大学, 教育研究部総合科学系複合領域科学部門, 助教 (00972366)
河潟 俊吾 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (90244219)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2026年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2025年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2024年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | タービダイト / 洪水イベント / 最終氷期 / 夏季モンスーン |
研究開始時の研究の概要 |
南海トラフや土佐海盆、陸棚小海盆には多くのタービダイトが堆積しているが、その一部は植物片を多量に含むことから洪水由来の可能性が高い。海洋コアの基礎解析から、それらのタービダイトは完新世にはほぼ存在せず、海面が100m以上低下していた最終氷期に形成されていたようだ。つまり、低海水準期には、国内有数の降水量を示す四国山地東部の河川が土佐湾の海底に見られる安芸海底谷と直結することで、陸域から深海底に直接的に洪水性堆積物が流入していたと推測される。本研究は、各種分析データからタービダイトの起源と堆積プロセスを明らかにし、土佐海盆が陸域気候変動を敏感に記録する天然アーカイブであることを検証する。
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