研究課題/領域番号 |
24K00741
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17040:固体地球科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
高橋 美紀 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質調査総合センター, 研究グループ長 (40470033)
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研究分担者 |
武藤 潤 東北大学, 理学研究科, 教授 (40545787)
上杉 健太朗 公益財団法人高輝度光科学研究センター, 散乱・イメージング推進室, 主席研究員 (80344399)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2026年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2024年度: 13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
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キーワード | 剪断実験 / 応力制御 / 暴走すべり / 流動変形 |
研究開始時の研究の概要 |
大地震は,最大強度を上回る力が断層にかかり,暴走すべりに至ることで引き起こされる.実験的研究から、この暴走すべりへと進展するまで,時間的猶予があることが明らかとなってきた。この猶予期間に暴走すべりの前兆をとらえることができれば,大地震発生の予測は可能になると考える.本研究では,仮説「暴走すべり発生までの猶予期間は,ゆっくりとした変形時に被った流動変形の影響の強さにより長くなり,断層内に生じた亀裂の連結により完了する」を,剪断応力制御での摩擦すべり実験によって検証する.特に,断層内で進行する亀裂の連結プロセスを,放射光X線により直接かつ連続的に観察(オペランド観測)することで明らかにする.
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