研究課題/領域番号 |
24K00750
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17050:地球生命科学関連
|
研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
小川 奈々子 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海洋機能利用部門(生物地球化学センター), グループリーダー (80359174)
|
研究分担者 |
吉村 寿紘 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海洋機能利用部門(生物地球化学センター), 副主任研究員 (90710070)
黒田 潤一郎 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (10435836)
菅 寿美 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海洋機能利用部門(生物地球化学センター), 准研究副主任 (80392942)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2026年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2024年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
|
キーワード | 微量同位体分析 / 硫黄同位体比 / 日本海堆積物 / 有孔虫殻 / 微量硫酸前処理法 |
研究開始時の研究の概要 |
海洋の硫黄循環は酸化還元条件に左右される。日本海では氷期の海水準低下に伴う深層での貧酸素水塊の発生が、海水中からの硫黄の還元的除去を促したとされるが、分析手法に起因する課題から、その硫黄循環変動の定量的解析研究は未だ存在しない。 本研究では「微量かつ高精度」な分析手法を武器に氷期日本海の硫黄同位体記録を復元する。新たに開発した微量硫酸前処理法で日本海堆積物中の浮遊性/底生の有孔虫殻(炭酸カルシウム)化石中の硫酸イオンを単離し、微量硫黄同位体比分析装置でその硫黄同位体比を測定する。得られた結果を同位体ボックスモデルを適用して解析することで、氷期の日本海の硫黄循環を定量的に明らかにする。
|