研究課題
基盤研究(B)
本研究では、原始心臓型ポンプとして、ヒトiPS細胞由来心筋細胞と生体適合ポリマーゲルを原材料として、心臓の原始形態を作製することを目指す。さらに血管を模擬したポリマーチューブと組み合わせて基本的な循環器システムを構築することを目指す。一方、これまでに提案されている心筋細胞や心筋組織に関する高度な数理モデルを参考にし、実験結果と比較しながらエネルギー変換機構を高精度で記述する新しい数理モデルの構築を試みる。さらに、有限要素法や粒子法に数理モデルを組み込むことでシミュレーションモデルの開発を行う。