研究課題
基盤研究(B)
飛行ロボットは、平衡感覚・視覚・聴覚を利用して、姿勢制御・ナビゲーションを行なう。しかし、複雑な環境で、これらの感覚が常に有効とは限らない。本研究計画では、飛行ロボットの姿勢制御・ナビゲーションのロバスト性を飛躍的に向上させる「気流感覚技術」の創出を目指す。この達成に向けて、本研究計画では、まず、気流に含まれるロボット周辺の環境情報を体系的に理解する。次に、流体解析技術を駆使して、気流センサの力学的特性を活用した、気流の変動を効率的に感知する手法を創出する。最後に、この手法によって得られる気流情報を利用した制御・ナビゲーション手法を構築・検証し、本研究で開発する気流感覚技術の有効性を実証する。