研究課題
基盤研究(B)
本研究では、微小化が可能なゲルアクチュエータを、マイクロ流路等を用いた分析に必要不可欠な、ポンプやミキサー等の超小型動力源として活用することを目指す。ゲルアクチュエータは、化学反応を直接的に力学的なエネルギーに変換可能で、マイクロメートルオーダーに微小化しても駆動させることが可能である。このようなゲルアクチュエータを動力源とするマイクロ流体素子は、化学反応をエネルギー源とするため外部制御装置や外部電源が必要ないことを特徴とする。最終的には、小型ポンプやミキサー等が一体化されたディスポーサル型の分析チップを作製し、バイオ・医療分析へ応用することを目指す。