研究課題
基盤研究(B)
本研究では,多種多様なハイブリッド回路の回路構成/回路動作を統一的に解釈するため,「電流分担の不均等化」と「異種回路動作の統合」に基づく新たな枠組みを提案し,「マルチパス回路の設計理論」として体系化することで,電源回路の統一的解釈に基づく設計理論の一般化と学術体系の再構築を行う。本研究では,①マルチパス回路の電流分担に基づく特性解析,②異種回路統合に基づく回路生成/回路解析,③マルチパス回路の応用設計と実機実証の3つの研究項目を主軸に,従来性能を大きく上回る小型・高効率電源を創出するための革新技術を開発し,データセンタ向け分散電源システムにおけるブレークスルー技術に発展させることを目指す。