研究課題
基盤研究(B)
ウェアラブルロボットは、手足の運動や言語機能に重篤な障害を持つ患者に不可欠であるだけでなく、人間の第三または第四の手足として産業ロボットや救災ロボット等の分野への利用も期待されている。ウェアラブルロボットを人間の意思通り動作させるために、非常に弱い脳波を如何に高精度に取得し、高い信頼性でロボットへ伝送するかは、重要な課題である。本研究では、電磁ノイズを自動キャンセルする脳波センサーと、取得した脳波を制御信号としてウェアラブルロボットに伝送するミリ波アンテナを統合・一体化し、脳波によるウェアラブルロボットのミリ波ワイヤレス制御の要素技術として確立する。