研究課題
基盤研究(B)
光通信システムの省電力化、深宇宙通信への拡張を目指した単一光子検出器を用いた究極的高感度光受信方式に関する研究を行う。単一光子検出器としては、アバランシェフォトダイオードをガイガーモードで動作させたSPAD(Single Photon Avalanche Photodiodes)の使用を想定し、SPAD受信の課題であるデッドタイムによる速度制限を緩和するため、波長、偏波等の新規軸を加えた新規並列SPAD受信方式の有効性を理論的、実験的に検証し、高次パルス位置変調方式との組合せによる究極的高感度送受信システムの高速化を実証する。