研究課題
基盤研究(B)
超スマート社会を支える『次世代型ディスプレイ』に資する光源実現に向け、原子・構造が制御された半導体結晶成長技術を駆使することによりナノスケール結晶構造を作製し革新的ナノ光デバイスの創出を目指す。具体的には、可視光で動作する窒化物半導体ナノワイヤ構造を形成するとともに高精細なRGB三原色発光層を導入する技術を確立する。同時に、ナノスケール評価技術を駆使して発光機構の解明を行う。さらに、フレキシブル基板の電流注入型光デバイス向けの電極形成プロセス技術を確立する。これらにより、ナノ構造の持つ極めて小さい体積や材料間の親和性を活用した独自の機能が協奏する新奇ナノ光デバイス実現を目指す。