研究課題
基盤研究(B)
AIによる劣化評価,画像解析による診断などのインフラ点検新技術は,一般的に,安価であるが従来の点検手法に比べて精度は劣る.本研究では,確率制御の枠組みで,インフラ点検新技術による点検結果に基づき,ライフサイクル費用を最小化するように補修の有無及び点検タイミングを最適化する(最適実装施策を導出する)ための方法論を開発,体系化する.本研究の成果により,インフラ点検新技術による費用低減効果が定量化されるとともに,インフラ点検新技術を社会実装するための最低限の精度(実装可能精度)が求められる.