配分額 *注記 |
9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2027年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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研究開始時の研究の概要 |
気象災害激甚化に伴い河川氾濫流による建築被害が増加傾向にあり,高気密・高断熱に伴い建物内への浸水が抑制される住宅が浮力を受けて滑動・流出する被害が発生しているが,その原理は未解明である.建築物の流出は単体被害に留まらず,漂流物として他の建築物に衝突し,火災の火種となる等2次災害に広がることは2011年の津波被害より明らかで,滑動の防止は急務である.本研究では,浮体などを容易にモデル化し,構造物に作用する詳細な圧力分布を計算できる粒子法による数値解析を行い,構造物の水平力・鉛直力の評価手法を確立,水平力・鉛直力の連成による構造物の滑動・流出の解明,滑動限界曲線に基づく滑動防止設計手法を構築する.
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