研究課題
基盤研究(B)
従来の風環境アセスメントの評価規準を、近年の台風大型化や猛暑による健康被害増加を考慮して見直し、将来の気候条件に適応するための新たな環境規準、アセスメント手法を提案することを目的に以下に取り組む。① 将来の気候条件下の数値解析、風洞実験により、気候条件、都市形態に応じた、強風被害・弱風被害の発生メカニズムを明らかにする。② 安全性、快適性の両面から、強風被害・弱風被害の発生リスクの高い都市形態、市街地内の高リスク領域を抽出する。③ 以上の成果を踏まえて、評価項目、評価範囲を整理したアセスメント手法を提案、また、将来の気候変化の下でも風に係る安全性、快適性を担保するための環境規準を整備する。