野外観測に基づく吹雪下での雪粒子による消散係数の計測と視程の評価

• 研究課題/領域番号: 24K01037
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分23020:建築環境および建築設備関連
• 研究機関: 東京工業大学
• 研究代表者: 大風 翼 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40709739)
• 研究分担者: 大宮 哲 国立研究開発法人土木研究所, 土木研究所(寒地土木研究所), 研究員 (60718451) ; 松宮 央登 京都大学, 工学研究科, 准教授 (70516640) ; 新屋 啓文 新潟大学, 災害・復興科学研究所, 准教授 (80794982)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円); 2027年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2026年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円); 2025年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2024年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
• キーワード: 吹雪 / 視程 / 野外観測 / ホワイトアウト / 降雪

研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、吹雪が十分に発達する雪原において、透過率計を用いて、視程の低下に関わる光の消散係数を直接計測するとともに、風速や吹雪粒子の粒径分布を並行して観測し、吹雪下での視程を推定する手法を確立するための基礎的知見を蓄積することである。降雪粒子の消散係数については降雪量などを説明変数に、地吹雪粒子の消散係数ついては風速や気温などを説明変数に推定可能なように、系統的に整理することを目指す。