研究課題
基盤研究(B)
我々は、近年「配管系の分岐における顕著な火炎加速」という現象を見出した。この現象は、配管系内にT字型の分岐がある場合、火炎がその分岐を通過するだけで顕著な火炎加速が起こり、デトネーションさえ発生し得るというものである。本研究では、この現象のメカニズムを解明し、さらに、この現象を支配している無次元数を明らかにする。目的を達成するため、自発光および流れ場を画像観察する実験装置を構築し、火炎の加速状況を実験的に調べる。