研究課題
基盤研究(B)
電気自動車(EV)普及には電力供給するインフラ整備が欠かせないが,充電に時間を要するスタンド充電方式のみで中長期展望を描くことには疑問が残るため,新しいインフラ形態である「走行中非接触ワイヤレス給電」も有用である.研究代表者らは「ワイヤレス給電配置にフレキシビリティがある」ことを明らかにしている.この特徴を活かせば,車両のバッテリー搭載量のコンパクト化,電力システムの送電コストの低減などの負荷分散が図れる.そこで本研究では,複数インフラ形態の時空間的な数理最適配置を前提とし,負荷分散が実現された低炭素モビリティ・ビジョンを数理的に追及する.