砕屑岩・火山灰質土斜面の地震や気候変動による斜面崩壊発生危険度システムの開発

• 研究課題/領域番号: 24K01124
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分25030:防災工学関連
• 研究機関: 室蘭工業大学
• 研究代表者: 川村 志麻 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 教授 (90258707)
• 研究分担者: 中津川 誠 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 教授 (10344425) ; 泉 佑太 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 助教 (50915197) ; 松村 聡 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 港湾空港技術研究所, 主任研究官 (20748305) ; 廣瀬 亘 地方独立行政法人北海道立総合研究機構, 産業技術環境研究本部 エネルギー・環境・地質研究所, 主任主査 (30446364)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2027年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円); 2026年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2025年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2024年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
• キーワード: 砕屑岩・火山灰質土 / 斜面崩壊 / 地震 / 気候変動 / 危険度評価

研究開始時の研究の概要

本研究では，平成30年北海道胆振東部地震によって大規模崩壊した砕屑岩・火山灰質土からなる自然斜面と，地震直前の降雨のみで崩壊した斜面および降雨とその後の地震で崩壊した斜面を対象に，1．自然斜面の物性評価と土壌水分量の評価，2．降雨と地震力が火山灰斜面の安定性に及ぼす影響とその評価，3．複合外力（地震＋降水量）による火山灰質斜面の将来危険度予測法の開発，4．合成開口レーダーによる斜面の土壌水分量，変位量の推定と崩壊危険度評価法の開発の4項目に検討を加え，最終的に地上設置型合成開口レーダーを開発，それを用いた斜面崩壊発生危険度評価システムを開発することを目的とする。