研究課題
基盤研究(B)
大地震時に周期数~10秒程度の長周期地震動が長時間継続する大規模堆積盆地では、三次元地盤構造を反映した地震動増幅特性や経時特性の評価が必要である。関西地域を主なテスト地域とし、数値計算とローカル強震観測ネットワークを融合し、周期別増幅特性や経時特性を反映した地震動空間分布を評価・可視化する革新的手法の確立を目的とした研究を行う。長周期地震動記録の震動特性の解明、三次元地盤モデルによる盆地内地震動増幅特性の面的評価、ローカル強震観測ネットワークによる長周期地震動分布の把握・評価手法、次世代ロガー開発などの研究を行い、三次元地盤モデルとローカル強震観測ネットワーク利活用の未来像を描くことを目指す。