研究課題
基盤研究(B)
金属材料組織設計において、平衡状態図などの相平衡の知見は、磁性材料・構造材料を問わず極めて重要である。平衡状態図を作成するためには自由エネルギー関数を求める必要があるが、格子振動における不規則性の効果は考慮が不十分である。そこで本研究課題では、規則系と不規則系の格子振動の差異を考慮した自由エネルギー評価手法を、第一原理電子論の立場から構築し、永久磁石材料・高温用構造材料に対する相平衡の評価に応用する。