研究課題
基盤研究(B)
近年、抗体などのバイオ医薬品、幹細胞などの細胞医薬品が難治性疾患を治療する新たな治療薬として注目を集めている。しかし、これらの医薬品は高価なため普及を妨げており、製造コストを抑えた効率的な分離精製技術が求められている。そこで本研究では、これらの医薬品を温度制御のみにより高効率かつ高活性のまま分離精製する機能性材料を開発する。温度制御により抗体や細胞の分離材料への吸着・脱離を制御することで、これらの分離精製を行う。本研究の実現により、医薬品の低価格化とこれらの医薬品を用いた治療の普及が期待できる。