研究課題
基盤研究(B)
生体インプラント材料として利用されるβ型Ti合金は一般的に鉄鋼材料などと同じく強度―延性間にトレードオフの関係があり強度と延性を両立させることは容易ではない.強度と延性を両立させる方策として,塑性変形モードのひずみ速度依存性に着目し,加工熱処理と実用上のひずみ速度の極端な差を利用することで,強度と延性のバランスに優れたβ型Ti合金の設計指針を得ることを目指す.